「東久留米の図書館を考える会」は、2016年7月に中央図書館の指定管理者導入問題を市民の立場から考えるために発足しました。
その後、改修された中央図書館の開館、指定管理者導入を挟み「市民にとってあるべき図書館の姿」を求め、学習集会活動、議会への請願・陳情、教育長や図書館長への要望書提出などの活動を行い、広報紙も発行しています。
近年は指定管理者制度導入後の状況の検証を行うため、そのための情報公開請求及び審査請求を行い、その内容を市民にお知らせしました。
私たちが求める図書館は市民の生活や活動に役立つ市の情報拠点として、様々な知識や情報を得られる場であるとともに、市民が集い、憩い、交流できる場としての「市民の図書館」です。そのためには税金を使って公共サービスを業者から購入するのではなく、市が直接運営することによって十分な資料費と専門的な職員を雇用するとともに、市民の声を反映し、市民が様々な活動を通して参画ができることが必要です。図書館は行政と主権者としての市民が協力しあいながら作っていくものと考えます。
今後も東久留米市立図書館の発展のために、引き続き「考える会」の活動を行っていきたいと思います。皆様のご理解、ご協力とご参加をお待ちしています。
小形亮(東久留米の図書館を考える会代表)